家から車で１０分ほどのところに行列のできるうどん屋さんができた。週末はずっと駐車場がいっぱいで諦めていたけれど、先日夫が平日休みだったので、一緒にそのうどん屋さんに行ってみた。お昼時にも関わらず、幸いにも駐車場が数台分空いていたので無事停めることができた。お腹も空いていたので、そそくさと車から降りたのだが、その途端鼻をつくような悪臭に襲われた。どうやら近くにドブ川があるようで、その臭いがうどん屋の駐車場にまで漂ってくるようだった。私と夫は「くさっ」と鼻をつまみながら店に走った。もちろんうどん屋の中にまではその臭いは漂ってこなかったので、私たちはおいしくうどんを食べることができた。ところが大満足で店を出ると、再びあの悪臭が立ち込めたのである。せっかくおいしいうどんを食べたというのに、全部台無しにされたような気がしてしまい、それから一度もその店には足を運ばなくなってしまったのだった。

排水溝は年に1回、高圧洗浄しています。 | 東京23区水道修理受付センター

あの時と同じ食欲を失せさせるような臭いが、今我が家の風呂から漂っている。目を瞑るとまるでドブ川にいると錯覚してしまいそうなほどの悪臭だ。風呂だけならまだしも、その臭いは時々リビングの方まで漂ってくる。そんなときは家族全員の食欲が失せてしまうほどだ。「いいダイエットだね」という夫の冗談に、他の家族から渇いた笑いが漏れる。いけない、家族の健康を維持するのは、母親である私の役目だ。お風呂の悪臭は一刻も早く解消しなくてはならない！そう思い立った私は、早速お掃除のプロにお願いすることにした。見積もりをお願いしたら、驚くほどの金額だったのでびっくりしたけれど、再び家族の笑顔を食卓に取り戻すためならば仕方ない。――例えうどん200杯分のお金を費やすことになったとしても、無臭の生活には変えられないのだから。